助成プログラムのご紹介(概要・募集要項)

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PROGRAM助成プログラムのご紹介(概要・募集要項)




プログラム概要

公益財団法人みらいRITAは、次世代の子供たちが安心して暮らせる社会実現のために社会・環境課題の解決に向けてチャレンジする組織を支援するための助成プログラムを実施しています。

募集にご応募いただいた団体の中から、厳正な審査のうえ助成を行う団体を選出し、本サイトにて公表いたします。募集要項や応募方法などは、下記をご確認ください。

募集内容

2025年度 第9回目の助成募集ではこれまでの“SDGsを楽しく学ぶ”テーマからさらに発展させ、“サステナビリティ×ウェルビーイング×未来創造性”を柱に、多様な表現による4部門でのアイデアを募集します。

1. サスティナビリティ×ウェルビーイング×ゲーム部門

「ウェルビーイングを高める学びのゲーム」
例:すごろく、カード、アプリなど。自己理解や相互理解を深めるだけでなく、SDGsや幸せ、生きがい、未来社会について考えるきっかけとなるゲームのアイデアを募集します。楽しみながら学べること、世代や地域を超えて一緒に遊べることを重視します。子どもから大人まで、多様な人々が「自分らしいウェルビーイング」を考える体験につながる作品を期待しています。

2. サスティナビリティ×ウェルビーイング×アート部門

「ウェルビーイングを表現するアート作品」
例:イラスト、ポスター、ビジュアルデザインなど。テーマ例:「私のしあわせ」「未来のウェルビーイング社会」「心が安らぐ瞬間」。アートを通じて、言葉では伝えきれない感情やつながりを可視化し、見る人が自分自身の幸福感や未来への希望を考えるきっかけとなる作品を募集します。個人の内面的な幸福感だけでなく、コミュニティや自然との共生を描くアートも歓迎します。

3. サスティナビリティ×ウェルビーイング×ワークショップ部門

「ウェルビーイングや持続可能な社会を学び、体感できるワークショップ」
例:呼吸法、自然体験、食文化、対話、社会課題をテーマにしたプログラムなど。心と体の健康を促進するだけでなく、人とのつながりや地域との関わりを生み出すような企画を募集します。学びの場であると同時に、参加者が「安心」「共感」「発見」を得られる体験となることを重視します。子ども・若者・高齢者など、多様な世代を巻き込み、持続可能な社会づくりに向けて行動を促すアイデアを期待します。

4. サスティナビリティ×ウェルビーイング×ストーリーテリング/メディア部門

「ウェルビーイングを伝える物語・コンテンツ」
例:ショートムービー、マンガ、演劇、詩、小説、写真集など。自分や社会にとっての「幸せのかたち」を物語や映像、言葉で表現し、他者と共有できる作品を募集します。個人の小さな幸せから社会全体の未来像まで、幅広いテーマでの挑戦を歓迎します。表現の媒体は自由であり、SNSや映像プラットフォームを活用するなど、広く社会に発信し、共感や行動につなげる可能性を持つ作品を期待しています。

募集背景

国連では現在、2030年に期限を迎えるSDGsの次の枠組み「ポストSDGs」が議論されています。次のゴールは国連創設100周年となる2045年を目標年とし、その中心的なキーワードの一つとして「ウェルビーイング」が掲げられる見込みです。

「ウェルビーイング」とは、単に身体の健康にとどまらず、精神的な安定や安心感、地域コミュニティや自然、次世代とのつながりを大切にする生き方を意味します。こうしたつながりのある暮らしが、真の幸せや充足感の基盤になると考えられています。

「SDGsレポート2025」で示されたSDGsの進捗は、169あるターゲットの35%に進展が見られる一方で、48%の進展が不十分(31%がわずかな進展、17%は停滞)であり、18%のターゲットが2015年の基準値を下回る水準まで後退しています。その進捗不足を補うため、ポストSDGsでは「気候変動対策」「若者や女性など社会的に弱い立場にある人々の参画」「AIを含むデジタル技術の革新」「経済・金融政策」が重点テーマとなる見込みです。こうした流れを踏まえ、公益財団法人みらいRITAでは、多くの人の意識や行動を変えるきっかけとなる作品・企画を広く募集します。

優れた作品は、みらいRITAのホームページ等で紹介し、広く社会の啓発に活用させていただきます。著作権は応募者に帰属しますが、商品化・書籍化・実案化を進める際には、条件面について事前にご相談させていただきます。また海外からの応募も可能ですが、その場合は必ず日本語訳を添付してください。

持続可能な未来の実現には、次世代を担うユースの発想と行動が欠かせません。ぜひ、これまでにない自由で楽しいアイデアで、ウェルビーイングとSDGsを実践できるゲーム、アート、ワークショップ、ストーリーテリングの応募をお待ちしています。

募集対象
団体

中学生、高校生、大学生、大学院生の個人(学校単位での応募も可)。NGOなどの任意団体。一般・公益社団法人、一般・公益財団法人、特定非営利活動法人、非営利・公益活動なども可。ただし、主体となるのは30代以下の若者。
(実際にゲーム化、イラスト化、マンガ化する時に大人(プロアマ問わず)の協力を得ていただくのは可)

審査基準
  • (1)企画の目的が、公募の趣旨に合致しているか
  • (2)主体となるユースの情熱とビジョン
  • (3)企画案・アイデアスケッチ通りに制作できるか(2026年10月初旬までに完成
  • (4)ワークショップのアイデアについては、今まで実際にワークショップをおこなった
    実績があり、助成決定後2026年10月初旬までに実施ができるかどうか
  • (5)制作物やワークショップ実施に社会的インパクトがあるか
  • (6)応募者または団体自らが実行すること
    (注)宗教活動や政治活動を目的とした事業・団体、特定の公職者(候補者を含む)または政党を推薦、支持、反対することを目的とした事業・団体には助成を行いません。
応募期間 2025年11月1日~2025年11月30日
助成金額

1団体あたりの助成金額:最低10万円~最大50万円まで
①ゲーム部門 約30万円~約50万円

②アート部門 約10万円~約50万円

③ワークショップアイデア部門 約30万円~約50万円

④ストーリーテリング/メディア部門 約10万円~約50万円


※4部門で1~4団体の募集。
※1団体につき1部門のみ応募可。
※未成年の場合には、保護者または25歳以上の団体代表者へのお支払いとなります。

留意事項

(1)応募方法は、みらいRITAのホームページ「助成プログラムのご紹介→応募方法→助成応募フォーム」よりご応募下さい。


【ゲーム制作】
今回はアイデアやルールなどの提出でOKですが、試作版(プロトタイプ)がある場合は、アイデアシート(各自でご用意下さい)と一緒に写真をご提出下さい。

【アート部門】
完成されたイラストやマンガではなく、アイデアのラフスケッチ(説明文と下書き風のイラストなど)の提出のみでOKです。ラフスケッチは、手書きでもデジタルでも、表現形態はどちらでも可。イラストやマンガを制作したことのある経験者は、制作物をサンプルとしてご提出下さい。
【ワークショップアイデア部門】
テーマや参加者のターゲット、具体的な内容と実施イメージ(場所や人数、時間配分など)を自由に描いてください。

【ストーリーテリング/メディア部門】
今回はアイデアや構成などの提出でOKですが、試作版(プロトタイプ)や構成シートがある場合は、一緒にご提出下さい。


(2)不採用の場合には、その理由はお知らせいたしません。
(3)採用された場合には、当財団と助成契約を締結していただきます。
※未成年の場合は、保護者または25歳以上の団体代表者と締結していただきます。
(4)助成事業が完了したときは、所定の完了報告書、会計報告書を提出していただきます。
(5)決定団体には、2025年10月頃に開催予定のみらいRITA報告会にて、報告を行っていただきます。

応募方法

みらいRITAホームぺージの「助成応募フォーム」よりご応募ください。
※①ゲーム部門 ②アート部門 ③ワークショップアイデア部門 ④ストーリーテリング/メディア部門でフォームが分かれておりますので、ご注意下さい。

助成応募フォームからのご応募が難しい場合は、下記より各申請書をダウンロードし、Eメール、もしくは郵送にてお送りください。(郵送の場合は11月30日必着)
みらいRITA助成金申請書(①ゲーム部門 or ②アート部門 or ③ワークショップアイデア部門 or ④ストーリーテリング/メディア部門)

【申請書送付先】
E-Mailの場合:info@mirairita.org
郵送の場合:〒108-0071 東京都港区白金台3-19-6白金台ビル5F
公益財団法人みらいRITA 事務局

【本募集要項PDF】本ページと同一内容のPDFファイルです。印刷時などにご利用ください。

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